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内的要因によるトラブル

企業ではさまざまな問題やトラブルが発生します。外的要因によるトラブルもありますが、組織を弱体させ、社員の士気を低下させるのは内的要因つまり企業内部に抱える問題が顕在化してきた場合が多いようです。管理職が、業績停滞を単に「不景気のせい」として片付けるのは問題点を正確に把握していないといわれても仕方がありません。企業は人間の集合体であり、社員がいくつかの部署に別れて仕事している以上、ひとりひとりや部署・グループごとに考え方が異なる部分が出てきます。それが待遇面などの利害に直結する問題となると、対立点が肥大化していき、社内抗争に発展する場合が出てきます。こうなるともう危険信号で、管理職は本来の業務より、社内でのイザコザの対応に追われてしまい、これが業績に悪影響を及ぼす結果を生んでいきます。特に幹部・上層部が内部対立を起こしてしまうと、その悪い空気が組織全体に蔓延し、一般社員の動揺を呼ぶという悪循環に陥ってしまいます。

企業コンプライアンスの徹底を

こういう内的要因によるトラブルは、問題が小さいうちに解決しておくという習慣が最も重要です。過去に発生したトラブルについてその原因を検証し、再発を防止する手段を講じると共に、発生した場合の対手法をマニュアル化しておくことが企業には求められます。最近では「企業コンプライアンス遵守」の重要性を認識する企業も増えてきました。管理職としては内的要因によるトラブルが組織のガン細胞とならぬよう、事前に対応策を策定しておく必要があるといえるでしょう。