Home > いかにいい人材に育てるか> よい研修のあり方

厳しい時期こそ社員教育を

未曾有の不況の時代、企業にとってはまず業績を向上させ地益を確保するのが最優先とのことで、どうしても社員研修など直接売上に結びつかない業務が二の次となる傾向があります。しかし、「米百俵」で有名な幕末期の新潟・長岡藩の逸話にもあるように、財政状況が厳しい時期こそ社員教育制度の確立が急務とされます。人材育成を怠った企業は組織の弱体化を招き、いずれその土台が揺らぐ事態となることでしょう。

研修によりマンネリ化を防ぐ

企業内での社員研修では、そのプログラム策定時に期限付きの目標を設定する必要があります。それと、社員研修は新入社員に重点が置かれがちですが、本当に研修が必要なのは入社して数年が経過した中堅社員といわれています。組織で働く者にとって、最もマイナスとなるのは「マンネリ化」です。毎日同じ業務の繰り返しによって起こるマンネリ化は、本人が気付かない内に勤労意欲を奪い、惰性で仕事するという習性に誰もが陥ると指摘されています。人事担当者としてはこの組織の「がん細胞」ともいえるマンネリ化を防ぐために有効な手段を講じる必要があります。定期的に研修を実施し、その成果をチェックしていくことでこれらの「病根」を取り除くことができるのです。

分類と反省会

研修計画と教育プログラムは「新人・中堅・幹部」の3つに大別して作成し、細かなチェック項目を作り、現場の責任者や部署の所属長を交えた研修後の反省会を、人事担当者の主導で定期的に実施していくことが大事なのはいうまでもありません。