
Home > いかにいい人材に育てるか
最大の困難事項
「金を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上」という言葉があります。これは、企業内での人材育成の困難さをよく表している格言だとえます。裏返せば「社員をうまく育てることができる企業は業績も向上する」ともいえるのではないでしょうか。企業の人事責任者としての仕事は多岐に及びますが、最も重要かつ困難な業務のひとつが人材育成であると指摘されています。人事責任者を拝命された社員は、すぐにでも社員教育と研修プログラムの策定に取りかかる必要があります。強固な組織造りは、建造物の建設作業に似ています。地震などの天災が来てもびくともしない建物にするには堅牢な土台が必要不可欠であり、そのためには、最初の段階で欠陥のない設計図を作成することが求められます。そしてこの設計図に相当するのが研修プログラムということになります。
人事担当者がリーダーシップを
研修計画の作成については、会社の規模や業績、そして採用計画などの経営方針を参考にして、ひな型を作ります。これは他部署との合議の上で修正されるあくまで「タタキ台」なので、綿密に作る必要はありません。大事なことは書面での素案をまず提示することで、部署責任者のイメージが出やすいようにするわけです。口頭のみでの打ち合わせでは良い案は出てきません。ここは人事担当者がリーダーシップをとってより良い計画を練り、身のある研修プログラムを造り上げたいものです。そして、研修プログラムが実行された後は、そのたびに結果を振り返り、反省して修正していく努力が必要であることは言うまでもありません。